サンタ・クルス・デ・テネリフェは、ラス・パルマスとともにカナリア諸島の州都です。港やオフィスがあり、地域に根ざした暮らしが感じられる一方、広場から車で30分ほど行けばアナガの月桂樹林や黒砂のビーチが広がります。
サンタ・クルス・デ・テネリフェのどこに泊まるかは、毎日何をしたいかによって変わります。博物館やテラス席を楽しむのか、山歩きをするのか、プールで過ごすのか。ここでは、各エリアと、特徴や注意点を踏まえて一軒ずつ選んだ宿をご紹介します。
エリアの選び方
市の区域はアナガの山頂まで広がっています。旅行者にとって特に便利なエリアはこちらです。
- 中心部:スペイン広場、カスティージョ通り、ラ・ノリア地区へ徒歩で行けます。バスや路面電車も利用しやすいエリアです。
- ラス・ランブラスとガルシア・サナブリア公園周辺:街路樹のある通りが続き、夜は比較的静か。中心部からも歩いて行けます。
- サン・アンドレスとラス・テレシタス:漁村と金色の砂浜があり、旧市街から数分の距離です。
- アナガ:タガナナ、ベニホ、エル・ドラギージョ。静けさとトレイル、荒々しい海が魅力ですが、道はカーブが多く、サービスも限られています。
- 眺めのよい郊外:プールやテラス付きの家があり、車で訪れるなら快適です。
街歩きが目的なら中心部が最適。静かに過ごしたいならアナガがおすすめです。宿は主に貸別荘で、サンタ・クルス・デ・テネリフェの宿泊施設一覧からすべてご覧いただけます。
月桂樹林と黒砂のビーチに囲まれたアナガに泊まる
アナガ山地は2015年から生物圏保護区に指定されており、ユネスコは2025年の審査でもその称号を再認定しました。島議会は、巡回バスの運行やクルス・デル・カルメンの一部トレイルでの事前予約を含む交通計画を準備しています。出かける前に、実施中の措置を確認しましょう。北海岸にあるおすすめの家を2軒ご紹介します。
La Cábala del Draguillo
4名で泊まれるベッドルーム2室の家です。ドラギージョ・ビーチまで約360メートル、ベニホまでは1キロ未満。海を望むテラス、パティオ、バルコニーがあり、レストランの少ないエリアでもオーブン付きのキッチンで夕食を用意できます。無料駐車場は敷地外にある公共駐車場です。
La Casa Vieja
ベッドルーム1室とソファベッドがあり、2〜3名で泊まれます。海と山を望むパティオとテラス付き。タチェロ・ビーチまでは700メートル未満です。遅く到着する場合はご注意ください。チェックインは22:00までです。
プール付きで家族向けの広々とした家
グループ旅行やプライベートプールを希望する方には、郊外に庭や海の眺めがある広々とした家があります。車が必要ですが、ゆったり過ごせます。おすすめの4軒はこちらです。
Balcón de Costanera
8名で利用できるベッドルーム4室、バスルーム4室の家。プライベートプール、ジェットバス、バーベキュー設備があり、大人数の家族やグループにぴったりです。ラ・ネア・ビーチまで650メートル、ラダスルまでは1キロ強。駐車場はなく、上階へは階段で上がります。
Casa 5 habitaciones con Solárium
ベッドルーム5室で、11名まで宿泊できます。ペットも一緒に、家族みんなで集まるのに十分な広さです。海と街を見渡せ、無料の専用駐車場もあります。22時以降は静かに過ごす決まりのため、パーティーには向きません。
Tagoro Sunset View & Heated Pool Tenerife
4名で泊まれるベッドルーム2室の家です。プライベートプールと庭があり、海に面したテラスには屋外ダイニングスペースもあります。テネリフェ・ノルテ空港まで約5 kmで、無料の専用駐車場付き。チェックイン時間は15:00〜18:00に限られます。
Finca la Tajea
庭とプライベートプール、ジェットバスのある邸宅で、サント・ドミンゴ・ビーチまで350メートルです。キッチンには必要な設備がそろい、専用駐車場は無料。チェックインは16:00〜21:00で、損害に備えたデポジットを求められる場合があります。
サンタ・クルス・デ・テネリフェの見どころ
港のそばにあるスペイン広場から散策を始めましょう。そこからガルシア・サナブリア公園やアフリカの聖母市場へ歩いて行けます。すぐ近くには、サンティアゴ・カラトラバが手がけた白い波のようなテネリフェ・オーディトリアム、TEAテネリフェ芸術空間、グアンチェ族の歴史を伝える自然・考古学博物館があります。
海水プールのあるセサル・マンリケ海洋公園や、サン・アンドレスそばのサハラ砂漠から運ばれた砂が広がるラス・テレシタスで泳ぐのもおすすめです。路面電車に乗れば、世界遺産のサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナへ行けます。
旅行におすすめの時期
サンタ・クルスは一年を通して温暖です。アナガを歩くなら春と秋が理想的です。
最大の見どころはカーニバルです。2027年は「永遠のローマ:カーニバルの帝国」をテーマに、日程が例年と異なります。開幕式は1月22日、街中でのカーニバルは2月19日から28日まで開催され、2月23日のカーニバルの火曜日は市の祝日です。この時期に訪れるなら、数か月前から予約しましょう。2027年のもう一つの市の祝日は、1494年の市の創設を記念する5月3日の「十字架の日」です。
アクセスと市内の移動
最寄りの空港はテネリフェ・ノルテ=シウダー・デ・ラ・ラグーナ空港で、中心部から数キロの距離です。2025年には旅客数が710万人を超えました。テネリフェ・スール空港は高速道路TF-1経由で約60 km離れており、港からはグラン・カナリア島やスペイン本土へのフェリーが出ています。
市内では徒歩やバス、路面電車で移動できます。路面電車の1号線は中心部とラ・ラグーナを結んでいます。アナガや郊外へ行くなら、車がほぼ必須です。詳しくはテネリフェへのアクセス方法をご覧ください。宿泊施設はテネリフェの宿泊施設からも探せます。
サンタ・クルスは、テネリフェ島の宿泊エリアガイドでご紹介している拠点の一つです。南部の太陽を楽しみたい方は、アデヘの宿泊エリアやサン・ミゲル・デ・アボナの宿泊エリアをご覧ください。島ごとに比べるなら、カナリア諸島の宿泊エリアガイドもあります。
よくある質問
テネリフェ島の州都について、よく寄せられる質問をまとめました。
サンタ・クルス・デ・テネリフェで泊まるのにおすすめのエリアはどこですか?
旅の目的によって異なります。車なしで数日過ごすなら、中心部が最も便利です。スペイン広場、市場、博物館、バス、ラ・ラグーナ行きの路面電車がすぐ近くにあります。自然と静けさを求めるなら、アナガには手つかずのビーチや月桂樹林のトレイルのそばに家がありますが、道はカーブが多く、サービスも限られています。家族やグループなら、郊外のプール付きの家で広々と過ごせますが、車が必要です。
アナガに泊まる価値はありますか?
歩いたり、日常から離れて過ごしたい方にはおすすめです。アナガは2015年から生物圏保護区に指定されており、月桂樹林や展望台、ベニホやエル・ドラギージョのような黒砂のビーチがあります。その一方で、店は少なく、道路は狭く、街からも離れています。買い物は済ませてから出かけ、巡回バスなど島議会の交通対策がすでに実施されているか確認しましょう。
2027年のサンタ・クルス・デ・テネリフェのカーニバルはいつですか?
2027年は、見本市会場が公現祭の後まで使用されるため、カーニバルの日程が遅くなります。開幕式は1月22日、街中でのカーニバルは2月19日から28日までで、23日の火曜日は市の祝日です。テーマは「永遠のローマ:カーニバルの帝国」です。一年で最も混み合う時期なので、数か月前から予約しましょう。
空港からサンタ・クルスへはどう行けますか?
最寄りはテネリフェ・ノルテ=シウダー・デ・ラ・ラグーナ空港で、中心部から数キロの距離にあり、道路やバスで結ばれています。国際線が多いテネリフェ・スール空港は高速道路TF-1経由で約60 km離れており、車またはバスで交通ターミナルまで行けます。アナガや郊外に泊まるなら、空港でレンタカーを借りると便利です。
サンタ・クルス・デ・テネリフェに泊まるなら車は必要ですか?
中心部に泊まるなら必要ありません。街は徒歩で回れますし、路面電車でラ・ラグーナへ行けます。交通ターミナルからは、ラス・テレシタスやサン・アンドレスを含む島内各地へバスが出ています。アナガや郊外の家に泊まる場合、またはテイデ山に登る場合は、車がほぼ必須です。宿に専用駐車場があるか確認しましょう。






